菫や桜を愛でた今日は<モロッコ風肉団子>で乾杯!
2026年 03月 21日
当地松江の町外れに越してきて一年と十数日経った先月の21日、
初めて裏山を通る舗装道を歩いて登り切り、そしてそのかなり先の下り坂から下りてみました。
そこから少し行くと、いつも行く最寄りのスーパーがあります。
そのルート、二人とも気に入り、その後は天気のいい日に気が向くと、
散歩がてらその遠回りルートでスーパーに行くようになりました。
朝からいい天気の今日、そのルートでスーパーに行くことにし、午前10時少し前に家を出ました。
坂を上り始めるや右手上からきれいな声。
二人で探すと、人家の屋根に声の主を発見。
当地に来てもう何度も見、何度も声を聞いているイソヒヨドリでした。
その複雑にして美しい声、二人ともいまだに覚えることができずにいます。
そのすぐ先の右に見えるのは、立派な石垣。
かつての城の址……、ではなくて人家の一部です。
そうと分かっていても、今のところ通る度にちょっとした衝撃を受けます。
神社が見えてきました。
お参りはせず、鳥居の前でお辞儀だけして通過。
道の端に妻がスミレを発見。
私、スミレ色でないスミレをちゃんと見るのは初めて。
妙に嬉しい。
このところ私よりも遥かに目敏くなった妻、ちょっと悔しいけど、やるなぁ。
少し登れば峠。
擁壁の下に人家があり、見晴らしは今ひとつです。
そこを過ぎると、右も左も雑木林や杉林が続きます。
数分歩くと開けた住宅地に出ますが、その数分が実に気持ちいいのです。
木立の間を抜けて届く風、枝葉の間を抜けて届く日の光……。
住宅地を抜け、山陰自動車道の上に架かる橋を渡ると、
やがてもう一つの神社の前に出ます。
見上げてその風情を確かめ、お辞儀だけして通過、
さらに少し行くと「遠回りルート」の終点、スーパーの裏に到着。
買い物を終えて帰路へ。
雲ひとつない晴天なのに、空の色が薄い。
空見好きの私としては少々沈む。
ところが公民館の前に来ると、気持ちがぱっと明るくなりました。
桜が昨日に比べて格段に華やかになっている!
空の色の薄さに変化があったとは思えないのに、撮った写真を見ると、
空の色が濃くなり、花に対抗するかのようにきれいな青になっていました。
ともあれ、桜の花は肉眼で十分にきれいで、私たち二人の目を楽しませてくれました。
ここでナンチャッテ自由律俳句をいくつか――
青い鳥のきれいだけど覚えられない声をきく
菫色ではない菫を妻と見る
土に倣って木漏れ日浴びる
晴れているのに空(そら)白(しら)んでいる
桜一日で一分から四分に増えて咲く
桜の向こうで空の青深まる
さて、今日の夜のメインは、久々の<モロッコ風肉団子>。
それでは、ボルドーの赤ワインで乾杯!
それぞれにクセがあってクセになるパクチーとクミン入り肉団子に
生トマトから作った甘酸っぱいソースがかかった<モロッコ風肉団子>、
いつものことながら、奇蹟のように旨い。
イソヒヨドリの複雑な歌は耳が覚えてくれないが、
この肉団子の複雑にして絶妙な味は舌がしっかり記憶している。
この味を忘れる時が来るとしたら、それは私の老化が相当に進んだ時ということになるでしょう。
by chronoir2023
| 2026-03-21 20:36
| 松江
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