『海も暮れきる』に引かれて自由律俳句づくり
2026年 03月 17日
数日前から吉村昭作『海も暮れきる』を読んでいます。
裏表紙の紹介文によれば、自由律の俳人である尾崎放哉(ほうさい)の
死までの8か月を描いた小説とのこと。
私は、ブロ友さんがコメントでこの小説を紹介してくださるまで、
その小説も放哉も自由律俳句も知りませんでした。
このところ吉村昭の未読小説を次々に読んでいて、
そのうちの一冊として『海も暮れきる』を読み始めたのです。
半分と少し読んだところですが、自由律の俳句というのがなかなかピンときません。
放哉の句、小説中にちらほら出てきます。
出てくる順に五つだけあげると――
ここまで来てしまつて急な手紙書いてゐる (24頁)
島の小娘にお給仕されてゐる (33頁)
足のうら洗へば白くなる (50頁)
妻を叱りてぞ暑き日に出で行く (87頁)
之でもう外に動かないでも死なれる (106頁)
これらのどれをとっても、良さが分からない。
分かるのは、自由律俳句というのは、
自分の感じたこと、思ったこと、したことをそのまま一行にする、
そういうものかということ。
俳句にも短歌にも疎く、自分でつくったことのない私だが、
自由律ならば、季語がなくてもいいようだし、
五七五に縛られないということで、自分にもできそうな気がしてきた。
で、実際に今日やってみたら、意外なことに数分の間に次々にいくつかできた。
そして、即興でつくるその行為が快く感じられ、
クセになりそうな感じさえしてきている。
ブログの恥はかきすて、ということにして、できた順に並べてみます。
小道を歩けば蕎麦の花が臭い
窓の向かふに暗い雲威張る
手を上げても応へぬノスリ
裏山にのぼれば草伸びて道なし
悲しくないのに涙出る老いの眼
腹が減らぬのに食へばたらふく食ふ
独りでゐる者の寂しさは知つてゐる
こんなんで自由律俳句と言えるなら、悪くない、
またつくってみるか……。
そんなふうに思ったことを面白く感じたのですが、
それよりも面白かったのは、こんなことをしてみたあと、
放哉の句が少しだけ、いわば「入ってくる」感覚に襲われたこと。
思いがけないことで、びっくりしています。
小説を読み終わる頃には、
放哉の句の良さが分かるようになるのかな……。
放哉、いい男になってますね。
自由律俳句ってできそうでなかなか難しいですね。
でもサラサラ作ってすごい!
手を上げても応えぬノスリ
独りでゐる者の寂しさは知ってゐる
とてもいいですね。伝わるものがあります。
ところで面白いと思うのは、私がちょうどコメント入れようとしたときに
chirnoirさんからコメントが入ったことです。
以前にもあったような、、。
わたしはいま吉村昭現代ものを読んでます。
自由律俳句ってできそうでなかなか難しいですね。
でもサラサラ作ってすごい!
手を上げても応えぬノスリ
独りでゐる者の寂しさは知ってゐる
とてもいいですね。伝わるものがあります。
ところで面白いと思うのは、私がちょうどコメント入れようとしたときに
chirnoirさんからコメントが入ったことです。
以前にもあったような、、。
わたしはいま吉村昭現代ものを読んでます。
2
ノラさん、コメントをありがとうございます。
放哉の顔はいつもお世話になっている<いらすとや>さんから拝借しました。
いい男すぎないかと思ったのですが、ネットで本物の写真を見ると、
放哉さん、イラストに負けず劣らずのいい男でびっくり。
コメントをいただいた勢いで駄句を四つ。
小次郎の顔見てすぐキーボード叩く
吉村昭で寝床の目冴える
ノラさんのコメントで放哉を知る
知らず知らずコメントし合ふ
全く以て、ナンチャッテですが……。
放哉の顔はいつもお世話になっている<いらすとや>さんから拝借しました。
いい男すぎないかと思ったのですが、ネットで本物の写真を見ると、
放哉さん、イラストに負けず劣らずのいい男でびっくり。
コメントをいただいた勢いで駄句を四つ。
小次郎の顔見てすぐキーボード叩く
吉村昭で寝床の目冴える
ノラさんのコメントで放哉を知る
知らず知らずコメントし合ふ
全く以て、ナンチャッテですが……。
御作、いいじゃないですか^^。
佐平次さん、嬉し恥ずかしのコメントをありがとうございます。
痛み入谷の鬼子母神、です。
痛み入谷の鬼子母神、です。
自由律 自由を知って 我も試みる
自由律 ブロ友の二人の並んであるく音が聞こえる
自由律 縛りのないおもしろさ最高です
自由律 誰だって縛られるのは嫌いでしょ?
自由律 縛る自由もあるのかな
自由律 自由律 なんども自由律
自由律 ブロ友の二人の並んであるく音が聞こえる
自由律 縛りのないおもしろさ最高です
自由律 誰だって縛られるのは嫌いでしょ?
自由律 縛る自由もあるのかな
自由律 自由律 なんども自由律
rui-asamiさん、コメントをありがとうございます。
五七五の俳句は、多少の興味はあっても、つくってみようという気にはなれずにいたのですが、
自由律俳句なるものを目にしたら、それらの句が凄くいいと思ったわけではないのに、
なぜかつくってみたくなったのです。
「縛りのないおもしろさ」に気持ちが動いた、まさにそういうことのように思われます。
五七五の俳句は、多少の興味はあっても、つくってみようという気にはなれずにいたのですが、
自由律俳句なるものを目にしたら、それらの句が凄くいいと思ったわけではないのに、
なぜかつくってみたくなったのです。
「縛りのないおもしろさ」に気持ちが動いた、まさにそういうことのように思われます。
「知り合いのご夫婦の会話」を拝読してニンマリ。妻にも教えて二人でニンマリ。
そしてそのあとで思いました、この会話、ヒトの歴史あるいはヒトの性質の洞察に繋がる
深い内容の会話でもあると。
極度の不自由はヒトを諦めの状態にとどめるが、中途半端な不自由はヒトを反抗に向かわせうる、
とか何とか、そういったことです。
そしてそのあとで思いました、この会話、ヒトの歴史あるいはヒトの性質の洞察に繋がる
深い内容の会話でもあると。
極度の不自由はヒトを諦めの状態にとどめるが、中途半端な不自由はヒトを反抗に向かわせうる、
とか何とか、そういったことです。
えーー、奥様は知り合いですが、どんな自由がほしかったのか、
忙しい方なので、時間がーーーともおもえます。
それにしてもご主人の「いくつの自由」と言う言葉に笑えるけどハッとしますね。
お会いしてみたいとおもいました~
忙しい方なので、時間がーーーともおもえます。
それにしてもご主人の「いくつの自由」と言う言葉に笑えるけどハッとしますね。
お会いしてみたいとおもいました~
rui-asamiさん、こんにちは。
私のコメ返中の文言「知り合いのご夫婦の会話」は、
rui-asamiさんからいただいたコメント中の文言の引用でした。
なので、妻も私もその会話の主であるご夫婦のどちらとも面識はありません。
私もその女性がどんな自由を欲しているのか興味がありますが、
ご本人に確かめるのは無理……。残念です。
私のコメ返中の文言「知り合いのご夫婦の会話」は、
rui-asamiさんからいただいたコメント中の文言の引用でした。
なので、妻も私もその会話の主であるご夫婦のどちらとも面識はありません。
私もその女性がどんな自由を欲しているのか興味がありますが、
ご本人に確かめるのは無理……。残念です。
本を読んで、ご自分でもさっと作ろうと、すぐに
詠まれる行動力がすばらしいです。
詠まれる行動力がすばらしいです。
なおこさん、コメントをありがとうございます。
私の方は美しい場所に次々に行かれるなおこさんの行動力、
そして数々の美しい写真に魅せられております。
最近は道を歩きながら、ついついへんな句を頭の中でつくってしまうことがあります。
楽しみが一つ増えて嬉しいことではあります。
私の方は美しい場所に次々に行かれるなおこさんの行動力、
そして数々の美しい写真に魅せられております。
最近は道を歩きながら、ついついへんな句を頭の中でつくってしまうことがあります。
楽しみが一つ増えて嬉しいことではあります。
by chronoir2023
| 2026-03-17 19:53
| 読書
|
Comments(12)






