EU、ついにディストピアに?!


今日の朝、ネットで内外のニュースを見ていたら、こんな記事に行き当たりました。

EU to establish ‘Ministry of Truth’ – Guardian

Ministry of Truth って、オーウェルのディストピア小説『一九八四年』に登場する
おぞましい行政機関「真理省」のことではないか!

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「真理省」の建物の壁面にはこう書かれています。
 
 戦争は平和なり
 自由は隷従なり
 無知は力なり
 (『一九八四年』高橋和久訳、ハヤカワepi文庫、2009年、11頁)

Wikipediaの言葉を借りると「真理省」は、
「歴史記録や新聞を党の最新の発表に基づき改竄し、常に党の言うことが正しい状態を作り出し」、
「『思想・良心の自由』に対する統制を実施」する行政機関。

EU委員会は、公然とそれと同じ名の機関を作るつもりなの?
そこまでなりふり構わず、人々に対する支配を強めようっての?

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しばし驚き呆れましたが、本文を読んだあとにタイトルを見直して、
Ministry of Truth がコーテーションに入れられていることに気づきました。
「Guardian」とあるのでイギリスの新聞「ガーディアン」の記事と思い込んだのですが、
そうではなくて、「ガーディアン」の下記の記事に触発されて書かれた
ロシア国営メディア「RT」の記事でした。

EU plans hub to tackle disinformation threat from Russia and others

「ガーディアン」の記事は、リーク文書に基づいてい書かれており、
その文書によれば、EUは、ロシアなどが流す「disinformation(偽情報)」に対抗するために
「a Centre for Democratic Resilience」の設立を計画しているとのこと。

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「RT」はそのセンターをオーウェルの小説中の「Ministry of Truth(真理省)」と呼んで
揶揄あるいは警告しているわけです。

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「ロシアが難癖つけているだけ」ですめばいいですが、
私はそのような機関の設立計画に嫌なものを感じます。

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これまで自分たちが流した嘘情報あるいは不正確な情報の訂正も行なうというならまだしも、
たぶんそういうことではないのでしょう。

「a Centre for Democratic Resilience」 が オーウェルが描いたような機関にならないように祈るとともに、
それが設立された場合、それが発信する情報に対して警戒を怠らないようにしなければと思います。


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by chronoir2023 | 2025-11-09 21:05 | 政治 | Comments(0)

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