どんよりした空の下史跡公園からの展望を楽しむ


朝起きると震えるほど寒い。
ところが、早めの昼食を終えて庭に出てみると、
ずいぶん暖かくなっている。
しかし空はどんより。
さて、どうしたものか……。

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実は天気がよければ歩いて20分足らずのところにある
田和山史跡公園に行こうという話になっていたのです。
晴れの日の方が頂上からの眺めがいいに決まっていますが、
でもまあ、近くだし、ヒマだし、とりあえず一度行っておこうということで、
行くことにしました。

上り口が最寄りのバス停の向かいにあり、
バスに乗る度に登ってみたいと思っていたのですが、
3月の半ば過ぎまで改修工事が行われていたので、
少なくともその入り口からは入れませんでした。

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座って飲食ができるところがあるならサンドイッチでも作って
ワインと一緒に持参するところなのですが、様子が分らない。
もしそれができるようなところなら次はそうしようということで、
そのための「下見」の意味もあります。

それでは、双眼鏡二つとカメラを持って出発!

着きました。
この急な階段を上ります……。

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一番下の三、四段目までのわきにスノーフレークを発見。

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昔初めて見たときは、緑の模様があまりにきれいに揃っているので、
誰かが大きめのスズランに悪戯をしたのではないかと思ったものです。
旧居のそばで見かけることがありましたが、
松江に越してきてからは初めて。

階段の途中のわきには桜が咲いています。

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近づくと赤味を帯びた葉が花と一緒に出ているのがある。

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ということは、ヤマザクラか。
いいなぁ、ヤマザクラ。
本居宣長先生が大好きだったのも頷けます。

反対側の草地では今年初めて見るモンキチョウが飛び交っています。

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復元された小屋があります。

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あえてまともには写しませんでしたが、
ブルーシートや工事の道具が放置されていてちょっと興醒め。

階段の上にさらに階段があり、のぼっていきます。
段数は多いですが、一段一段が低く、丸木と土でできていてのぼりやすい。

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のぼり終えると、平らな長方形の場所に出ます。

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柱は、写真手前の3本×3列が弥生時代中期後半、
その向こうの5本が弥生時代前期末から中期初頭の遺構を
復元したものとのこと。
なお、その向こうの柱は囲いを形成する現代の木杭で、
遺構を復元したものではありません。

数は少ないですが、ベンチがあります。
階段の途中のわきにもありました。
天気が今ひとつとはいえ、
暖かい土曜の午後で人は数組しか来ていないことを思えば、
食べ物とワインを持って再訪しても大丈夫そうです。

小山とはいえ、その頂上からは360度展望。
市街の向こうに宍道湖が見えます。

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双眼鏡を覗くと、霞んではいますが、
地層が露わになっている対岸が見えます。
比較的静かな湖面がそれをいくらか映しているのも見えます。

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少し右に視線を移すと、山陰合同銀行本店のビルが見えました。

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と、双眼鏡を覗いていた妻が小声で「松江城も見えるよ!」と叫びます。
「えーっ、どこどこ?」
「左のこんもりしているところの上だよ!」

見えました。
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確かに松江城です。

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もともと霞んいる上に手ぶれで酷い写真なのが残念無念……。

と、今度は「大山(だいせん)が見えるよ!」と妻。
再び「えーっ、どこどこ?」と私。
妻が指さす方向を見ると……、
見えました、うっすらとですが、見えました!

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やはり、神々しさを感じさせる山です。

そのあと、遠くの方に咲いている桜を双眼鏡で眺めたりして
頂上からの眺めを楽しみました。

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で、帰路へ。
上り口(=出口)の階段、上から見るとよけいに急に見え、ちょっと怖い。

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二人とも恐る恐るくだっていって、無事日常の高さの地面に戻りました。
のぼる時はちゃんと見なかった、入り口わきの小さな桜の木を検分。

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八重でした。
爽やかさではヤマザクラは勿論、ソメイヨシノにも劣りますが、
これはこれできれい。
蕾がまた何とも可愛らしい。

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本日の観光を終え、夜の食材を買うべく近くのスーパーに向かいました。
近いうちにヒマで天気のいい日を選んでまた行くつもりです。


Commented by mossstone at 2025-04-06 08:30
素晴らしい景色ですね(*'▽')

たくさんのお写真で追体験させて頂きました。
大山が見えるっていいなあ。

こんなご時世ですから。畑仕事ができるのは
命を繋げることですし。その命をさらに
長らえるような美しい景色で。
お引っ越しはとても素晴らしい決断だった、
などと勝手に思っています。

裏山鹿、浦山鹿(=^・^=)

お花の知識も増えそうですね。

Commented by chronoir2023 at 2025-04-06 13:16
cobaさん、コメントをありがとうございます。

田和山史跡公園は、松江観光で外せないスポット、とまでは言えそうにありません。
なんせ、松江は名所が多いもので。
でも、いいところですし、自宅のそばにこんなところがある幸運を噛みしめています。
話が変わりますが、今日のcobaさんのブログを拝読して、今、庭の蕗の薹を摘んできたところです。
このあと妻が何かの料理にします。
いつの間にか大きくなりすぎてもうダメかと思っていたのですが、
cobaさんのブログの写真を拝見して、今ならまだ間に合うと思い直した次第です。
cobaさん、ありがとうございます!
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by chronoir2023 | 2025-04-05 23:30 | 展望 | Comments(2)

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