ソックリさんとパスカル先生の「笑いのたね」
2025年 02月 26日
一昨日「ソックリさん」のことを書いたのですが、
その際、何か思い出せそうで思い出せないことがあり、
モヤモヤしていました。
引っ越しの片付けで順序だとか分類だとかは先送りにして
とにかくある本をある書棚に全部入れ込んで、
とりあえずの片付けを終わらせました。数日前のことです。
いずれはきちんと並べ替えなければと思ってはいますが、
その類いの面倒ごとは必要に迫られなければなかなか進みません。
特定の本が見たくなってその本を探すことはあっても、
全体の整理の「必要に迫られること」はすぐにはないので、
整理作業はどんどん先送りということになりがちです。
そんな中、まだ仕事が手もとにない今のうちに少しはやるかと昨夜思い立ち、
そう多くはないハードカバーの全集・著作集の類いから手をつけようと
4冊だけ持っている「パスカル著作集」に手を伸ばしたところ、
頭の中で何かが反応。
たぶん、『パンセ』だ! そのどこかにそれはあったはずだ!
でも、二冊本。しかも、はっきりしたアテ、なし。
かなりの分量の「事項・語句索引」が下巻(『パスカル著作集Ⅶ パンセⅡ』)の巻末にあるけど、
アテがないから、調べようがない。
あー、モヤモヤが募る!
もう、整理どころではありません。
整理はあえなく中断、というか、中止。
ダメ元で頭に浮かぶ語句を索引で調べます。
予想通り全くダメ、行き着かない。
仕方がないので索引を頼るのは諦め、
上巻(『パスカル著作集Ⅵ パンセⅠ』)の頭からぱらぱら捲リ始めたら、
何のことはない、すぐに見つかりました。
似かよったふたつの顔は、ひとつづつ別々では笑わせることもないが、
ふたつならべると、似ていることが笑いのたねになる。
(『パスカル著作集Ⅵ』田辺保訳、教文社、1981年、52頁)
そうそう、頭に引っかかっていたのは、この文章でした。
面白かったのは、そのあと。
メールをチェックしたら姉から一通来ていました。
一昨日の私のブログを読んだとのことで、こうありました。
ブログ、笑っちゃった。
アイ・ジョージ、確かに似てるね。
パスカル先生のおっしゃる通り。
似かよったふたつの顔が見事に笑いのたねになりました。
ちなみに、上記の『パンセ』の一文、索引にはありませんでした。
その一文に出てくる語のなかで「顔」だけは立項されているのですが、
「顔」の項に示された三つの頁の中に「52」はなかった……。
面白い内容なだけに、残念です。
松江のアイ・ジョージさん、ギター発表楽しみにしてますよ〜
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by chronoir2023
| 2025-02-26 19:59
| 読書
|
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