気持悪いお節介AI、だが……。


昨日ここにムーピンとチャナダルカレーのことを書いたのですが、
その際、以前にどちらについても書いた記憶があったので、
確かめようと自分のこのブログの検索機能を使って該当のページを開いて見ていたら、
突然、画面の右側に意図せざるものが表示されました。

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読んでみると、もうどうしようもなく気持が悪い。
私が書いた文を受け売りしながら、
それにべたーっと寄り添ったことを書いている。

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なまじそれなりの日本語文になっていて、それがひどく不気味。
一体なんだこれは、どんな痴れ者が割り込んだんだ、
無礼者め!

不快感に苛まれつつも気づいたのが、左上にある青と朱色によるマーク。
これって、ずいぶん前からタスクバーに勝手に表示されるようになったやつと
一緒ではないか。

はじめて押してみたら、
「こんばんは。会話を始めましょう」などという気持悪い文言が……。

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いい加減にしろ、馴れ馴れしいにも程がある!
しかもその下の検索スペースには
「Copilotとチャット」と来たもんだ。
どこまで俺を不快にさせる気なんだ!!

気を落ち着かせていろいろ試してみたら、
どうも自分がヘンなボタンを押してしまったらしい。
最近ギターを再開して以降右手の爪を伸ばしているため、
ミスタッチが多くなってしまい、
よく分らないヘンなものが表示されることが結構あるのです。
つまりは、今回のこれも自分がやったことによる結果なのでした。

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さらに調べると、今のところ私は使う気がないが、
便利なものではあるらしい。
思えば、インターネットも私は当初毛嫌いしていました。
でも、今や仕事も私生活ももうこれなしではすみません。

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ですから、そのうちCopilotに日々お世話になることになるのかもしれません。
悔しいですが、そうなってしまうことを予想せざるをえないのです。

そんな思いに囚われていたら、このところずっと読み返していない
プラトンの『パイドロス』のことを思い出しました。

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プラトンはその中で、文字が発明されたことについて、
エジプトの神タモスの発言としてソクラテスにこう言わせています。

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タモスの発言は、文字を発明した神テウトに向かってのものです。

 人々がこの文字というものを学ぶと、記憶力の訓練がなおざり
 にされるため、 その人たちの魂の中には、 忘れっぽい性質が
 植えつけられるだろう(後略)
        (『パイドロス』 藤沢令夫訳、岩波文庫、1967年、134頁)

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 彼らは、書いたものを信頼して、ものを思い出すのに、自分
 以外のものに彫りつけられたしるしによって外から思い出す
 ようになり、自分で自分の力によって内から思い出すことを
 しないようになるからである。じじつ、あなたが発明したの
 は、記憶の秘訣ではなくて、想起の秘訣なのだ。また他方、
 あなたがこれを学ぶ人たちに与える知恵というのは、知恵の
 外見であって、真実の知恵ではない。すなわち、彼らはあなた
 のおかげで、親しく教えを受けなくてももの知りになるため、
 多くの場合ほんとうは何も知らないでいながら、見かけだけ
 はひじょうな博識家であると思われるようになるだろうし、
 また知者となる代わりに知者であるというぬぼれだけが発達
 するため、付き合いにくい人間となるだろう。
                           (同上、134~135頁)

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はじめて読んだときもそうでしたが、
今読んでも、答えの出ない問いで一杯一杯になってしまいます。


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by chronoir2023 | 2024-10-04 21:53 | 歴史 | Comments(0)

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