今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!


今日、妻がまた松江の実家に帰りました。
帰宅日がまだ未定ですが、少なくとも一週間は向こうにいることになります。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23322172.jpg













私の方は、その機会を利用してということでもないですが、
高校時代からの親友と飲み食いすることにしました。
知り合ってもう半世紀になります。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23192311.jpg












三月に高校時代の合唱部の男性のみの同期会を私が声をかけて開き、
その親友もその一員なので出席したのですが、
ふたりで会うのは四か月ぶりです。

これまではせいぜい一年に一回程度しか会っていなかったのですが、
私が松江に引っ越してしまうとなかなか会えなくなるので、
引っ越し前にできるだけ会い溜めをしておこうと思った次第です。

嬉しいことに彼は私と同様食いしん坊なのですが、私ほどは呑み助ではありません。
どこにしようか迷ったのですが、
二子玉川のモロッコ料理店<ル・マグレブ>を予約しました。

六十代の男ふたりはちょっと場違いかとも思ったのですが、
ジジイになったら怖いものなしと自分に言い聞かせ、気にしないことにしました。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23192336.jpg











七年ほど前までは妻と何回か行ったのですが、
その後ほとんど外食をしなくなったこともあり、ご無沙汰していた店です。



なので、今日は久しぶりでした。
前どうだったか覚えていないのですが、どうも人手が足りないようで、
予約した午後五時半に入ったときは、店員さんはシェフひとりだけ。
途中で恰幅のいい外国人の店員さんがやってきたし、そのあと日本人らしき女性も加わりましたが、
店内はそう広くはないとはいえ満員で、その人員ではなかなかさばききれません。

私の方は、すっかり年をとったせいでしょうか、
対応が悪くても、全然気にならず、むしろ同情してしまって、
「大変だねぇ、手が空いたらでいいから、注文きいて」のノリで対応。
結構楽しく飲み食いしました。
美味しくなければそういうことにはならなかったでしょうが、
美味しかったのでそういうことになりました。

写真をここに添えられればいいのですが、
店内で写真を撮るのはちょっと恥ずかしいですし、
それより何より、長年の友人と話すのが楽しくて、
カメラに手を伸ばすことをすっかり忘れていました。

会計の時にレジに出てきたのは、シェフ。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23192219.jpg














酔っ払うと無闇に饒舌になる私が
「あなたはモロッコの人なの?」
と尋ねると、そうだとのこと。
「七年ほど前まではよく来てたんだけど、あなたはその時からシェフなの?
なんか、そのころはもっと老けた人だったような気がするんだけど」
と酔っ払いの戯言を言うと、
「その頃も私がシェフ。それにお客さんのこと覚えています」
とのこと。
本当かな? と思うのですが、仮に嘘だとしても、商売上手ということで、
嫌な気はしません。だからこその商売上手。

何だかいい気分になって、
「あなたはモロッコ人ということはフランス語が話せるの?」
と尋ねると
「ええ」とのこと。
私は殆ど話せないくせに、酔っ払って気が大きくなって、
「そう、私もちょっとは話せるよ」と日本語で言い放ち、
最後に殆ど唯一思い出せたフランス語「Au revoir(またね)」を言って店をあとにしました。
後から考えると、友人に見栄をはったわけで、小っ恥ずかしいったらありゃしない。
シェフも苦笑いしてるだろうな、ああ、恥ずかしい……。

ずいぶん前、仕事の知り合いの女性があるとき何の脈絡もなく
「○○さんって、フランス人なの?」と私にきいてきて、
とぎまぎしたことがあります。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23192263.jpg













平静を装って、「日本人ですよ」と答えて、それっきりになりました。
何でそんなことをきくのか確かめればよかったのですが、
あまりに唐突だったのでびっくりして、ひと言答えるのがやっとでした。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23293335.jpg











あとから思うに、私は小柄で同世代の女性の平均身長の背丈であることと、
比較的ホリの深い顔をしている上に、
フランス語の文章を多少は解してそれが仕事の上で多少役に立っていたので、
それ絡みの噂が立っていたのかもしれません。
私のフランス語の知識は非常に貧しいものですが、ゼロではありません。
世の中の大半の人はゼロなので、それに比べれば役に立つというわけです。
僅かな芸も身を助けてくれるのです、それを不幸と言う向きもあるようですが……。

何かをちょっとでも学ぶことの大切さをあらためて思います。

今夜は五十年来の友人とモロッコ料理で乾杯!_f0405897_23192313.jpg










ちょっとで終わっていなければもっとよかったこと間違いなし! ではあるのですが。


名前
URL
削除用パスワード
by chronoir2023 | 2024-06-08 23:47 | 飲み会 | Comments(0)

日々の暮らしの中で感じたことや考えたことを書きます。


by chronoir
カレンダー