ひとを納得させるのは難しい……。
2024年 02月 07日
話の通じない人というのは、
一体どういうふうになっているのでしょう。
向こうは向こうで、同じようなことを考えているのでしょうか。
つまり、私のことを話の通じないヤツと不満を募らせているのか……。
好き嫌い、趣味嗜好は人みなそれぞれ。
支持政党や宗教も。
人の考えはいろいろ。
好みもいろいろ。
でも、1+1=2というような
考えや好みの違いとは別の次元のことを
認められないというのは、どういうことなのでしょう。
例えば、そこにそれがある、
そこにそれがあることが適正かどうかは別として、
それがそこにあるというそのことは、
そこを見れば、明々白々、
否定のしようがない。
だが、そこに目をやろうとせず、
そこにそれなんかないと
言いつのる。
感情が思考を妨げているのか。
無自覚な欲望が条理を遠ざけているのか。
人生いろいろ、人もいろいろ。
それですむことでしょうか。
謎だらけ。
なんだかもう嫌になってきます。
そういうことを嫌にならずに、
楽しむ境地に達している人も世の中にはいるのでしょうか。
そうなってみたい気もしないではないですが、
微妙です。
荻生徂徠が、確かこんなふうにとれるようなことを書いていました。
正しいことを主張することそのことに意味はない、
その主張が通らないことに悲憤慷慨して腹を切るなど以ての外、
自分が正しいと思うことがどうやったら受け入れられるかを考え、
その結果として、その正しいことを受け入れさせてこそ意味がある、
正しいこととは、それを含めてのことだ、と。
「徂徠先生画像」(荻生徂徠の肖像画)(東京大学駒場図書館所蔵)
正論です。
でも、それはとてもとても難しいこと。
私には99.9999%できないこと。
あ~あ。
by chronoir2023
| 2024-02-07 20:39
| 読書
|
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