寒い日はブラ3終楽章と肉まんを
2023年 12月 02日
昨日は仕事に勤しんで家に閉じこもっていたのですが、
今日は昼過ぎに無理やり区切りを付け、
妻と二人で山の向こうのスーパーに
肉まんの材料他を買いに行きました。
肉まんは、以前ここに書いた日と同じく、このレシピで作ります。
ただし、わが家では、
ひき肉ではなく、バラ肉を小さく切って使います。
今日は、目当てのあぐーのバラ肉がなかったので、
かわりに黒豚のバラ切り落としを買いました。
吉と出るか凶と出るか、作って食べてみるまでは分かりません。
ところで、今日はかなり寒かったのですが、
歩きながら自分が何か節を口ずさんでいるのに気づきました。
一体何の節だろうとあらためて口ずさんだところ、
すぐにわかりました。
ブラームスの第三交響曲の第二楽章です。
中学三年のある時期、フルトヴェングラーのこの曲のレコードに
かなりハマっていました。
それがちょうど寒い頃で、
第二楽章の出だしを「さーむいな」、
そして、同じ節がすぐ戻ってきたところでは、
「さーむいよ」と歌詞をつけ、
ときどき口ずさんでいました。
自分が口ずさむともっと低いですが、
原調ではこんな感じです。
クラリネットが奏します。
それを思い出したら、その頃、
第四楽章をヘッドフォンでかなりの音量で聴きながら体を動かし、
暖房代わりにしていたことも思い出しました。
気迫に満ち満ちたその音楽、私の心身のツボに入り込み、
体に熱が生じて、わずかの間とはいえ、寒さを忘れられたのです。
一体どんな貧困生活をしていたんだ、
と自分で自分にツッコミを入れたくなりますが、
金持ちにはほど遠い家でしたが、
貧困にあえいでいたわけではありません。
中学生の息子がレコードを買えたのですからね。
当時私は暖房が嫌いだったのです。
そのころは石油ストーブの時代で、
暖まりすぎて顔が火照ってしまうので、苦手でした。
比較的寒がりではなかったということもあるのですが、
そうは言っても、寒い日はやはり寒い。
で、ブラ3です。
ベートーベンの七番の終楽章も使いましたが、
なんと言ってもブラ3でした。
今は、エアコンなら細かく温度調整ができるし、
使い捨てカイロもあります。
もうブラ3が暖房として活躍する機会はありません。
ブラームスの交響曲、今でも四番はよく、一番と二番はときたま聴きますが、
三番は、めったに聴きません。
たぶん、この四半世紀、まともに聴いたことはないはず。
帰宅したら、久々にちょっとだけでも聴いてみたくなり、
夕方、仕事を強制終了させたあと、
仕事部屋で同じ演奏の第4楽章をCD版で聴いてみました。
意外なことに、やはりじっとしていられません。
60代の老体が動いてしまいます。
そして、体が熱くなってきました。
ああ、それに、とにかく、やっぱりこれはいい、素晴らしい。
よくこれを長い間聴かずにいられたものです。
宝の持ち腐れもいいところ。
すごいな、ブラームス、すごいな、フルトヴェングラー!
さて、そうこうしているうちに、夕食の時間になりました。
メインは、久々の肉まん。
蒸し上がりました。
副菜は残りもの二品。
それでは、昨日の残りのトスカーナの濃いめの赤で乾杯!
ああ、黒豚肉まん、美味しい!
肉汁たっぷり。
あまーい玉ネギ。
ほどよい柔らかさの皮。
ブラ3終楽章と肉まん、寒い日におすすめです!
by chronoir2023
| 2023-12-02 21:28
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