柿と私とアライグマ


永遠に続くかとさえ思われた酷暑の季節がいつの間にか終り、
柿の季節になりました。

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亡き父が狭い狭い庭に植えた柿の木が、
かれこれ四半世紀、毎年実をつけます。

今日、今年はじめてもいだのがこの二つ。

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甘柿か渋柿か。
地方の農家の出の妻は、皮を剥かなくても大体分かる、
と言うのですが、私は全く区別がつきません。

妻も全部分かるわけではなく、
怪しいものは、ちょっとだけ皮を剥いてみて判断するとのこと。
剥く前から分かるものも、ちょっと剥いて分かるものも、
渋柿は焼酎を吹きかけてしばらく放っておくことになります。

今年最初のこの二つ、妻は甘柿だろうと言います。
とりあえず、一つ目を剥くと、
ほんとに甘柿でした!

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特別に美味しいわけではありませんが、
普通に美味しい。

このあとしばらくは、柿、柿、柿、の日々になります。
意外と飽きは来ないのですが、
食べ過ぎて腹回りが大きくなるのが心配ではあります。

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ご近所に配ったこともあるのですが、
コロナ騒動以来、躊躇され、
このところずっと自宅で消費しています。

妻が一部を干し柿にするのですが、
私が干し柿嫌いないので、出来上がってもなかなか減りません。

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ところで、干し柿はベランダの物干し竿にぶら下げるのですが、
去年の12月下旬の午前1時頃、家の外で大きな音がするので、
2階の窓の外を、懐中電灯で照らしながら見ると、
猫より大きな獣がベランダの手すりの上に立ち上がっていて、
手(前足)を伸ばして干し柿をつかみ取ろうとしていました。

びっくりして、窓を閉めたまま窓を叩きますが、知らん顔。
窓を開けて、手すりに立てかけてあった園芸用の支柱をつかんで突き出すと、
手を引っ込めはしたものの、手すりからは動きません。

支柱をもっと近づけて回すと、ベランダの床にドスンと下り、
ときどき振り返りながら、ゆうゆうとベランダの逆側に移動し、
そこから屋根経由で家の横の道に下りて、どこかに消えました。
とっさのことである上に、懐中電灯と街灯だけでは、よくは見えず、
何だったのかがよく分かりませんでした。
ちょっと怖かった……。

以前家の近くでタヌキが二匹一緒にいるのを見たことがあると妻が言うので、
タヌキだろうと推測したのですが、
数日後にまた現れて、ちらっと見えたシマシマの尻尾から
アライグマだと分かりました。
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その後、自治体のHPを見ると、住宅地にアライグマが出没しているとのこと。
干し柿をベランダの手すりからかなり離れたところに移したのがよかったのか、
その後は現れなくなりました。

アライグマ、飼い主が捨てたやつか、それが繁殖したやつでしょうが、
その出現にはびっくりしました。
自宅は山の中腹とはいえ、山の大半は住宅地です。
干し柿に目をつけて(嗅ぎつけて?)ここにやってくる、その能力に驚きます。

異郷のこんなところで生きていかなければならなくなったアライグマ。
少し気の毒には思いつつも、現れてほしくないというのが正直な気持です。


Commented by ironsky at 2023-10-31 22:13
こんばんは。
私は見ただけで甘柿か渋柿かの区別はできません。
でも、切ってみて写真にあるようにシミのような、茶色のブツブツがあるのは甘柿です。
これは柿の渋があつまって、変化したものだと聞いたことがあります。
子供の頃に聞いた話なので、どこまで本当かわかりません。(ネットで調べればすぐわかるのでしょうけれど)

アライグマは可愛い顔をしていますが、凶暴だそうですね。
お気をつけください。
Commented by 20230507chronoir at 2023-10-31 23:35
ironskyさん、コメントをありがとうございます。

確かに、切ってしまえば、甘柿と渋柿の区別は私もできるように思います。
困るのは、一つの実で甘い部分と渋い部分とがあるものがあること。
ちゃんと見れば、だいたい区別はつくのですが、気がつかずに、
あるいは、気がついていても、まあこのくらい大丈夫だろうと思って食べると、
ギョエーッということになります。何度か経験しました。

アライグマ、いつどこにでも現れる可能性があることを肝に銘じ、
あわてて過度に刺激したりしないように気をつけようと思います。
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by chronoir2023 | 2023-10-31 19:47 | 家庭菜園 | Comments(2)

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