愛のあるカラオケ映像
2023年 07月 20日
自分が二十代、三十代だった頃、
言い換えれば、1970年代後半から90年代半ば頃のヒット曲を
CDやYouTubeでときどき聞いています。
じっくり聞くというよりは、仕事をしながら流していることが多いのですが、
思わず手を休めて聴き入ってしまうことがあります。
当時のことを思い出して懐かしいということもありますが、
中には当時全く知らないか殆ど知らなかった曲なのに、
妙に懐かしく感じてしまう曲もあります。
その20年ほどは、バブルへの途上。バブルただ中、バブル崩壊、バブルの余韻、
の20年だったとも言えます。
ある意味で。現代日本の黄金時代であり、
日本におけるエンタメの黄金時代だったのだと思います。
さて、当時はカラオケが一般化した時代で、
飲み会になると、二次会には、カラオケバー、
時代が下るとカラオケボックス、に結構行ったものです。
会社を辞めてフリーランス(=社会生活希薄)になったこともあり、
ここ20年は、カラオケに行ったことがありません。
しかし、あれこれ聞いていると、歌いたくなり、
とは言っても、カラオケに出かける気持はなく、
YouTubeでカラオケ動画が見られることを知ってからは、
たまに動画を流しながら口ずさんでいます。
結構いい気晴らしになりますし、自分の体調を確認する手段にもなります。
声が出しやすいか出しにくいかで判断、というわけです、
そんなことはともかく、意外なことに、
映像として心ひかれるものが結構あります。
karaTube から、気に入っているものをいくつかあげてみます。
SWEET MEMORIES
https://www.youtube.com/watch?v=7wacNfiwRNU&ab_channel=karaTube
美男美女の過去と現在が美しく描かれ、
デートの名所明治神宮外苑の並木道も出てきます。
映像の中の男女の世界は、自分から無限大に遠いものなのに、
見ていると、自分が経験したことのように懐かしく思われ、
自分の実際にはありはしなかった美しい青春時代が愛おしく感じられてくるのです。
なお、これに使われている映像は、少なくとももう一つ別の曲でも使われています。
「瞳はダイアモンド (カラオケ) 松田聖子
https://www.youtube.com/watch?v=XYn6WiWR77k&ab_channel=karaTube
「SWEET MEMORIES」の方を先に見てしまったからということもあるでしょうが、
この映像は、「瞳はダイヤモンド」より、
「SWEET MEMORIES」の方にこそぴったりという感じを否めません。
ちなみに、外苑の並木道、この私でさえ、
上の映像とはほど遠い姿(特に男である私が)ながら、女性と歩いたことがあります。
リアルに思い出深い場所です。
再開発なんぞでなくなってほしくない、と強く思います。
別れの予感

https://www.youtube.com/watch?v=ngMVmOwxXKk&ab_channel=karaTube
若い頃の奈美悦子さん(あるいは奈美悦子さんに似た人?)が
釧路を取材する女性記者の役を演じています。
地元の人たちの純朴で真面目な感じと、女優さんのひたむきな感じがとてもよく、
特に女優さんの眼差しは、好きな人との別れを予感している、あるいは好きな人と別れたばかりの
「切ない、でも、しっかりしないと」という気持を思わせ、ぐっときます。
ただし、映像の中のこの人、とても魅力的に見えるのですが、
柄シャツに黒スパッツ姿の箇所は、イケイケおばさんチックに見えてしまい、
そこだけが残念です。
いい日旅立ち
https://www.youtube.com/watch?v=wIxjw9Kdn9Y&ab_channel=karaTube
私の大好きな伊豆急城ヶ崎海岸駅の駅舎が出てきます。
踊り子号、線路、信号も。じーんときます。
主演は。見たことのある女優さんですが、お名前は分かりません。
きれいな人です。
上記二作に比べると、女優さんが背景から浮いている感じがあり、
そのせいで今ひとつの感はありますが、
それでも、なかなかのものだと思います。
何であれ、丁寧に作られたものは、
そうでないもとの違いが歴然としており、
下品な言い方になりますが、あえて言ってしまえば。
愛を感じさせます。
自分たちが作るものへの愛です。
それを感じさせるものは、私の心を打ちます。


