料理用トマトについての「デマ」
2023年 07月 16日

アラビアータスパゲティーが大好きで、
姉や友人が来ると、得意げに作っていました。
結婚してからも数年前までは妻も私もそうしていましたが、
2018年に太田出版から出た『トマト缶の黒い真実』(上の写真本)を読んでから、
怖くなりました。
その本によると、産地偽装、添加物だらけ、トマト自体が不良のトマト缶が横行しているとのこと。
そもそもトマト缶はあまりに安価で、
以前から多少の疑いは持っていました。
本の内容が真実か否か検証する力はありませんが、
さもありなんと思われたのです。
父親に台所をうろうろするなと怒られつつ、
多少は料理をするようになった十代の頃に、
加熱用のトマトは生食用のトマトとは品種が違うのだというのを何かで読み、
トマトソースとかトマトスープ系の料理には、当たり前のこととして、
トマト缶を使ってきたのです。
しかも、安売りのものを選んで使っていました。
思い返して、ますます怖くなりました。
で、どうしたものかと考えあぐね、
数ヶ月間はトマトを加熱する料理は作れなくなりました。
そして、あるとき妻が、それならと思いつき、
普通の生のトマトで作ってみたのです。
なんと、何の問題もないではないですか!
加熱用缶詰トマト(サンマルティアーノの類)に勝るとも劣りません。
例えば、マルゲリータピッツァ用のトマトソース。
普通の生トマトから作った方が、酸味が利いていて、
かえって美味しく感じられます。
ラタトゥユもアラビアータも普通の生トマト使用で何の問題もありません。
自宅のベランダで採れたミニトマトやミディトマトでも大丈夫です、
私自身の好みに基づき、あえて言います、
加熱用トマトは生トマトより缶詰のトマトの方が適しているというのはデマです。
少なくとも思い込みです。
おかげで我が家ではトマトを加熱して使う料理が復活を遂げました。
生トマト、サラダ用のトマトを使ってのパスタ、私も作ります。美味しいです。
黒い話は存じませんが、イタリアではトマトは確かに加熱というかソースには長細いサン・マルツァーノ種を使います。夏に採れたのを加熱して基本なトマトソースを作り瓶詰め保管が伝統です、1年分です。
缶詰はその缶詰版、いつでもサン・マルツァーノが使えるという。
書いてらっしゃる酸味が、好みですが邪魔することもあります。
たしかに缶詰はピンキリです。加えて、多くのブランドは缶臭い。良い生トマトがあれば◎です。
しかし美味い缶詰のは最高です。
冬でも、またはトマトが無い場所でも美味しいトマトソースが作れる‼️イタリア産の美味い缶詰に出会えるときっと変わります。
いつも美味い生トマトが手に入るならば問題ないですけど、加えて瓶詰め缶詰トマト、加熱されたのを使うと深みが増すから好きです。
ま、好みに他なりませんが。
確かに、生トマトがピンキリであるように、缶詰のトマトもピンキリでないはずがないですね。
そもそも、美味しいサンマルティアーノがないはずがないですものね。
コメントをいただいてその通りだと思いました。
問題は、日本にそういう缶詰が入ってきているかどうかということになりますが、安売りの輸入食品店ばかりに目を向けず、今後は多少高めの缶詰も試してみようという気になりました。
ともすれば、ちょっとした経験に基づいて、思い込みや決めつけに走ってしまいますが、いただいたコメントのおかげで我に返りました。
ありがとうございます、
黒いトマトかは❓ですが他よりは別格に美味しい、これは私の判断基準です。
