きれいなニイニイゼミ

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きのう、正午少し前にベランダのキュウリを一本採ろうとして窓を開けたら。
キュウリの茎に黒っぽい塊がくっついていました。
なんだろう、枯れた葉にクモの糸が絡みついてでもいるのか、と思って目を凝らしたら、
小さなセミ、ニイニイゼミでした。

子供の頃、セミといえば、アブラゼミかニイニイゼミかミンミンゼミ、
夕方たまにヒグラシ、夏が終わりかけるとツクツクボウシ。
いまではクマゼミも近所で声を聞くようになりましたが、当時はいませんでした。

子供の頃、家のすぐ近くでセミが鳴き始めると、
虫採りアミをつかんで家から飛び出したものです。
ほとんど同時に飛び出した近所の子と競争になることもありました。

今年はまだセミの鳴き声は散発的で、本格的になるのはもう少し経ってからですが、
ピーク時になっても、家から飛び出してくる子を見ることはないでしょう。
あらためて思い返しみると、
この二、三十年、虫とりアミを持って歩いている子供に滅多に出くわしません。
たまに父親と息子がアミとカゴを持って歩いているのは見かけますが、
子供一人や子供同士の連れは、まず見かけません。
隔世の感があります。

最後に間近でニイニイゼミを見たのは小学生の頃ですから、半世紀以上も前です。
子供の頃は虫好きだったはずなのに、今はすっかり虫嫌いになっている私ですが、
少なくとも眺めている分には、ニイニイゼミは魅力的です。
懐かしさも感じます。

鳴かずにじっとしているので、メスだったのでしょうか。
強い日差しを避けるための場所をそこに見つけたのかと思うと、
何だか申し訳なくなってしまい、
キュウリを採るのは先延ばしにして、
いなくなるまでそっとしておきました。


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by chronoir2023 | 2023-07-14 17:58 | 生き物 | Comments(0)

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