本当のバードウォッチングとは?


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三十年以上前の三十歳前後の頃、バードウォッチングにはまっていました。

当時はクルマを持っていたので、週末には探鳥に出かけ、

写真もずいぶん撮りました。


今考えてみればヘンな話ですが、

きっかけは、Ken Follet の小説 Eye of The Needle でした。


第二次世界大戦中のドイツ軍のスパイが主人公なのですが、

his cover was a bird-watcher ということで、

彼はバードウォッチャーの振りをして動き回ります。

スパイの必需品である双眼鏡を

バードウォッチャーなら携帯していて当然というわけです。


バードウォッチング?


世の中にはそんな趣味もあるのかと興味がわき、

ちょうどはじめてクルマを買ったところだったので、

さっそく双眼鏡と一眼レフカメラ&望遠レンズ、

それから、野鳥図鑑の類を手に入れて、

バードウォッチングを始めました。


それから数年後、当時勤めていた会社の後輩にすすめられて

ベルリッツに数ヶ月だけ通ったのですが、

講師との英語による会話の中で趣味の話になり、

自分の趣味のひとつとしてバードウォッチングをあげたところ、

相手は探るような目つきをして、

それは鳥を見る本当のバードウォッチングかと訊くのです。


その時初めて知ったのですが、

バードウォッチングはガールウォッチングの隠語なのでした。


今、『リーダーズ英和辞典 第3版』のbird-watcherの項を見ると

「《俗》⦅公園などで⦆女の子を眺めて楽しむ人」とあります。

因みに『ジーニアス英和辞典 第5版』にはその意は示されていません。


ベルリッツでそんなことがあって、

ガールウォッチングにも興味をそそられましたが、

実行には及ばず、したがって、自分の趣味に加えるには至りませんでした。


ヘンな趣味(犯罪?)に走らなくてよかったと思う今日この頃です。



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by chronoir2023 | 2023-07-10 23:00 | 言葉 | Comments(0)

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