日本に来てほしくなかった鳥
2023年 07月 08日
数日前の朝、一羽の鳥が五月蠅く鳴いていました。
様々なパターンが混ざった複雑な鳴き声です。
数年前からときどきこの界隈に来るようになった鳥、峨眉鳥です。
最初に聞いたときは、一体このきれいな声は何の鳥だ? こんな鳥がいたのか?
とよい意味で興味を引かれてネットで調べたら、峨眉鳥でした。
それまで見たことも聞いたこともない鳥で、なんと、かごぬけ鳥とのこと。
最初は、いい声だと思っていたのですが、あまりの音量、あまりの饒舌に
そのうちうんざりしてきました。
一時期バードウォッチングにはまっていたということもあり、
春に盛んにさえずるウグイスも、年がら年中ツツピーツツピーとやっているシジュウカラも、
ごくたまに甲高い雄叫びをあげるコジュケイも、五月蠅いと感じたことはないのですが、
峨眉鳥はとにかく五月蠅い。
カラスの方がまだましです。
日本の町中の風景に合いません。里中の風景にも合わないでしょう。
毎日というわけではなく、ときたまなのが救いです。
二回だけ、姿を見たことがありますが、その姿にもびっくり。
目の周囲がメジロのそれのように白く、しかも、メジロとは異なり、
目尻から白い線が伸びていて、不気味な感じがします。

異界からやってきた魔物にさえ見えます。
どうしてだろうと考えたら、ホルスの目を連想させるからだと気づきました。
自分たちの意志で日本に渡ってきたわではないのですから、
こういう言い方をしたら、蛾眉鳥たちに悪いとは思いつつ、
それでもなお、こう言いたくなります、
日本に来ないでほしかった、と。
