凄いな、チャイコフスキー!
2023年 05月 24日

十代のころからクラシック音楽が好きで、
いろいろ聴いていたのですが、
チャイコフスキーは、三十代の初めまでは私にとって、
大した作曲家ではありませんでした。
その認識が変わったのは、
「悲愴」をフェドセーエフ指揮の実演で聴いてからです。
(オーケストラは、在京の楽団だったのですが、思い出せません。
N響でも日フィルでも読響でもなかったのは確かで、
だとすれば、東響か都響か東フィルか。)
全体に素晴らしかったのですが、
特に第3楽章が素晴らしく、いつになく興奮しました。
行きつ戻りつの音楽の効果的なことときたら!
少々下世話な言い方になって恐縮ですが、
興奮が冷めた後に、合点しました、
これはまさに、男の性的な興奮状態の置き換えなのだと。
聴いていて性的に興奮するというのではありません。
そうではなくて、男の生理に準拠しているからこそ、
あるいは、それにもかかわらず、
性的にではなく、精神が高揚するのです。
行きつ戻りつ、ときに爆発!
凄いな、チャイコフスキー!
そう合点すると、
それまでこの人の作品で唯一愛聴していたヴァイオリン協奏曲も、
その第一楽章は、同じ趣向なのだと思い当たりました。
ほんと、凄いな、チャイコフスキー!
by chronoir2023
| 2023-05-24 18:23
| クラシック音楽
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